ウイルスバスター bizクライアント、ビジネスセキュリティクライアントをインストールするには、複数の方法が用意されています。
ここで紹介する方法は、インストール時にサーバとクライアント間のネットワークトラフィックを意識することなくインストールできる方法です。
※本製品Q&Aでは、ウイルスバスター biz3.6での操作画面を例に説明しています。
他バージョンのウイルスバスター biz、ビジネスセキュリティでも操作方法は同じです。
■Client Packagerの特徴
・Client Packagerでは、ウイルスバスター bizのセットアップファイルおよび、 アップデートファイルを圧縮し、1つの自己解凍ファイルを作成します。これにより、メールまたは、CD-ROM などの記録媒体を使用してファイルを配布できますので、ネットワーク接続できない、または接続したくない環境へのインストールが可能です。
・Client Packager を使用してインストールされたクライアントは、セットアップパッケージが実行されたコンピュータの情報をサーバに報告します。このツールは、帯域幅の十分でない遠隔地のオフィスにあるクライアントにセットアップファイルやアップデートファイルを配布するときに便利です。
・Client Packager には、Microsoft Outlook のアドレス帳と連動し、Client Packager の操作画面からパッケージをメール送信できる機能もあります。パッケージを受け取ったユーザは、ファイルをダブルクリックしてセットアッププログラムを実行するだけでクライアントプログラムをインストールできます。
・Client Packager では、次の2 種類の自己解凍形式のファイルを作成できます。
-実行形式(.exe) :
一般的なファイルタイプで、拡張子が.exe となります。
-Microsoft Installer Package 形式(.msi):
このファイルタイプは、Microsoft インストーラパッケージに準拠しています。
MSI (Microsoft Installer Package) の詳細については、Microsoft のWeb サイト (www.microsoft.com/japan/) を参照してください。
■インストールする時の注意事項
・Client Packagerのインストールモジュールには、ファイアウォールの設定やクライアント権限を含めることは出来ませんので、サーバへネットワーク接続できないコンピュータへClient Packagerでインストールした場合は、それらの設定内容は反映されませんのでご注意ください。
※設定を反映させる為には、一度ウイルスバスター bizサーバへアクセスさせる必要があります。
・Client Packager を使用するには、クライアントに少なくとも140MB のディスク空き容量が必要です。
・MSI パッケージを実行するには、クライアントにWindowsInstaller 2.0 がインストールされている必要があります。
・Client Packager のメール送信オプションを実行するには、Microsoft Outlook がインストールされている必要があります。
・作成したインストールパッケージでインストールしたコンピュータは、モジュールを作成したウイルスバスター bizサーバで管理されます。
・Client Packager で作成されるインストールパッケージ(圧縮ファイル)は容量が大きくなりますので、クライアントへの配布には、CD-R などの記録媒体を使用することをお勧めします。
・作成したインストールパッケージを実行する時は、そのクライアントコンピュータに対して、管理者権限を持つユーザで実行する必要があります。
■インストールパッケージの作成
1. ウイルスバスター bizサーバ上で、下記のファイルをダブルクリックします。
<インストール先フォルダ>¥Security Server¥PCCSRV¥Admin¥Utility¥ClientPackager¥ClnPack.exe

※<インストール先フォルダ>は、初期設定の場合下記のとおりです。
<C:¥Program Files¥Trend Micro>
例)C:¥Program Files¥Trend Micro¥Security Server¥PCCSRV¥
ClnPack.exe は、ウイルスバスター biz. サーバ上で実行してください。
2. Client Packager のコンソール(操作画面) が開きます。

3. [対象OS] で、セットアップパッケージを作成する対象OS を選択します。

4. 作成するパッケージの種類で「セットアップ」を選択します。

セットアップ:クライアントプログラムをインストールする場合に選択します。
アップデート:クライアントコンポーネントをアップデートする場合に選択します。
5. [オプション]で、次のインストールオプションの必要な項目を選択します。不要であれば次項へ進んでください
サイレントモード:
インストールステータスウィンドウをクライアント側に 表示せず、
バックグラウンドでインストールできます。
MSIパッケージ:
Microsoft Windows インストーラパッケージに準拠したパッケージを
作成します。
インストール前のウイルス検索の無効化 (初めてのインストールのみ) :
ウイルスバスター biz.クライアント のセットアップが開始される
前に実行されるファイル検索を無効にします。
6. [コンポーネント]に表示されている項目は、全てグレーアウトしている事を確認します。(本項目はアップデート用パッケージの作成時に使用します)
7. [クライアントユーティリティ]で、インストールパッケージに含めるウイルスバスター biz クライアントユーティリティを選択します。特に不要であればこのまま次項へ進みます。
POP3メール検索:
クライアントのPOP3 (Post Office Protocol 3) メールメッセージおよび添付ファイルがメールサーバからダウンロードされる際に、これらに対してウイルス検索を実行できます。
8. [ソースファイル]にofcscan.ini ファイルの場所が指定されている事を確認します。
指定されていない場合、また、パスを変更するには、
をクリックしてofcscan.iniファイルを参照します。
※ofcscan.iniは、<インストール先フォルダ>¥ Security Server¥PCCSRV >
フォルダ内にあります。
例)C:¥Program Files¥Trend Micro¥Security Server¥PCCSRV¥ofcscan.ini

9. [出力ファイル] で、
をクリックして作成するファイル名(例:test.exe) および、そのファイルを保存する場所を指定します。

10. [作成] をクリックしてクライアントパッケージを作成します。

11. パッケージの作成が終了すると、「パッケージは正常に作成されました。」というメッセージが表示されますので、OKボタンをクリックし画面を閉じます。 9.で指定したフォルダを確認しパッケージが正常に作成された事を確認します。

12. 作成したインストールパッケージをインストールしたいコンピュータへ配布します。
■インストールの開始
1. 作成したインストールパッケージを、ウイルスバスター bizクライアントをインストールしたいコンピュータへコピーします。
(コピー先は、デスクトップなどどこでも構いません。)
2. コピーしたファイルをダブルクリックし、インストールを開始します。
※CD-R などの記録媒体に保存したインストールパッケージからインストールを実行しないでください。必ずデスクトップなどローカルにファイルをコピーし、ファイルのプロパティで「読み取り専用」にチェックが入っていないことを確認してください。その後、インストールを実行してください。
※インストール中に表示される画面は、インストールモジュールを作成する際の設定によって、表示される画面が異なります。


3. インストールが終了するとタスクトレイにアイコンが常駐します。

ウイルスバスター bizサーバにネットワーク接続できないコンピュータでは
このような断線した状態のアイコンが常駐します。

以上でインストールは完了です。